ここ数年、加齢と共に増える体重、仕事中の強い空腹感、食後を襲う不自然な眠気に問題を感じていた。眠い時間と、空腹の時間が、1日のうちの多くを占めているようでは、いくらScrumを実践していても、生産性を高めることは難しい。
1年ほど前から、「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」を読んだことをきっかけに、食事の内容を大きく変えた。
主には、パンから、シリアル、オートミールを変えても、会社に着く頃には空腹になっていた朝食をバターコーヒーに変えたところ、空腹感が劇的に緩和された。
昼食から炭水化物(ご飯、麺類)を無くすことによって、昼食後の眠気が大幅に改善された。
結果として、1日に実際に生産的に仕事に取り組める時間が大幅に増加した。
そもそもソフトウエア開発は、人の古来からの自然な状態に比べると、運動不足になりがちだ。知的労働者には、それに向いた食事が必要である。
Googleでは、GoodなエンジニアとGreateなエンジニアの違いを解析し、血糖値の安定をKPIにとして、エンジニアに料理を教えているらしい。
ブドウ糖は、食べ過ぎるとインスリンを生成して脂肪が蓄積され、食事から3、4時間経つと、血糖値は低下してしまう。ことため、少量づつ、3、4時間おきに食事をする事が、血糖値の安定には望ましいが、なかなかそもいかないだろう。
ここで紹介する食事法では、血糖値よりも、安定して脳にエネルギーを供給するケトン体に着目している。
脳は、ブドウ糖しかエネルギー源にできないと言われる事もあるが、それは誤りで脂肪を分解して、生成されるケトン体も脳のエネルギーとして利用可能であることがわかっている。
ケトン体は、ブドウ糖よりも長時間、安定してエネルギーを供給できる事がわかっており、朝のバターコーヒーにに含まれるMCTオイルが、分解される事によって生成される。
食事を変えた現在、体重は20歳のころに戻り、空腹感は半減し、食後の眠気はほぼ解消している。
過去には様々なパラダイムシフトがあった。
「すべての物体はお互いに引き合っている」
「地球は回っている」
「人類は進化した生物の1つの種である」
WFからアジャイルに移行した皆さん!常識を疑い、真の原則をみつける事には敏感ですよね。 現在は以下の進行中のパラダイムシフトの真っ只中。
「WF開発にはメリットは無い」
「傷口を消毒してはいけない」
「痩せたければ、脂肪を摂ろう」
パラダイムシフトを見極めて、より良い道を選ぼう!